熊野古道・小辺路(こへち)、十津川村から熊野本宮大社まで歩いてきました

このコースは私の長年の念願であり、この日のために1年かけて体力作りと筋力トレーニングをしてきました。

熊野古道の中でも、最難関コースである大峯奥駈道の次に難易度の高いコースになります。

一人で二日かけて歩きましたが、総距離45km、標高差1000mで、トレッキングとしては上級コースになりますね。

奈良県・五條駅からバスに乗って約2時間で、上野地という「谷瀬の吊り橋」があるところに着きます。

そこから熊野本宮大社までは45kmのトレッキングになります。

初日は比較的平坦な25kmの道で、谷瀬の吊り橋から十津川温泉にある「ホテル昴(お薦めです)」を目指します。

168号線を十津川を眺めながらひたすら歩きますが、途中のトンネルの長さが2kmぐらいのものがいくつもあって、少し怖い思いもしました。

二日目はホテル昴の近くにある登山口から「果無峠(はてなしとうげ)」を越えて、熊野本宮大社に向かい、川湯温泉にあるホテルまで歩きます。

標高差が1000mで、距離20kmの本格的なトレッキングになります。

果無峠はトレッカーの仲間内では有名な所ですが、体力的に厳しいコースですので、ほとんど人は通りません。

現に、私が果無峠を登り降りする間には、山伏姿の修行僧1人にあっただけでした。

せっかくですので、行ってきた十津川村と熊野本宮大社を少し紹介したいと思います。

『十津川村』は奈良県最南部の山間部にあり、和歌山県との県境に位置し、日本で一番面積の広い村です。

日本の秘境として有名ですが、電車がなくバスか車でしか行けないその不便さから、メジャーな観光地ではありません。

一番の魅力は十津川沿いの四季折々の自然風景になります。

TVなどで取り上げられる有名な場所としては「谷瀬の吊り橋」があり、長さ約300m、川からの高さ54mで、日本でも有数の吊り橋になっています。

私が渡ったときには風が強く、吊り橋ですので何かにつかまらないと歩けないぐらいの揺れでした。

もう一つは「野猿(やえん)」という一人乗り用の木造ゴンドラがあり、これは川を渡るための人力のロープウェイみたいなものです。

あまり知られていない穴場としては、十津川村役場近くの「歴史民俗博物館」ですね。

『熊野本宮大社』はあらゆる熊野古道が集結する場所であり、そのエリアは世界遺産に指定されています。

熊野那智大社、熊野速玉大社と合わせて熊野三山と言われ、その中でも中心的な存在になっています。

メジャーな観光地で、国内のみならず海外からの観光客も観光バスで大勢きます。

大社自体の敷地も広く見ごたえもありますが、時間的に余裕があったら、あるいて行ける距離にある「大斎原(おおゆのはら)」がお薦めです。

ここは熊野川が氾濫して流されるまでは、旧熊野本宮大社があった場所です。

私的には、観光化された現・熊野本宮大社よりは、この旧跡地である大斎原のほうが、静寂さがあり歴史を感じられる場所でした。

また意外に知られていないのが、熊野三山のシンボルマークである「八咫烏(やたがらす)」は日本サッカー協会のシンボルマークにもなっていますね。

いずれにしても、山の自然と十津川・熊野川のエメグリーンの水の色に、すっかり心が癒されました。

また熊野本宮大社では、荘厳な世界遺産を目の当たりにして、心が洗われました。

観光バスや車でピンポイントでの観光ではなく、自分の足で歩いて到達したからこそ、大きな感動を味わえたのだと思います。

酸化マグネシウム便秘薬の口コミ